こんにちは、美容看護師のもりーです。
医療脱毛を始めた患者様からよくいただくご質問のひとつが、
「照射の合間ってムダ毛はどうすればいいの?」
「自己処理してもいいんですか?」
というもの。
今回は、脱毛期間中の正しい自己処理方法について、詳しく解説します。
そもそも脱毛中に毛は生えてくるの?
はい、生えてきます。
医療脱毛は1回ですべての毛を脱毛できるわけではなく、毛周期に合わせて複数回照射する必要があるため、照射の合間にはムダ毛が部分的に伸びてきます。
そのため、脱毛完了までは自己処理が必要な期間が続くのが一般的です。
脱毛中にNGな自己処理方法
以下の方法は、脱毛効果を下げたり、肌トラブルを引き起こす可能性があるため避けましょう。
❌ 毛抜き・ワックス・除毛クリーム
- 毛根ごと引き抜いたり、溶かしたりする方法は、レーザーが反応する「毛根」をなくしてしまうため、脱毛効果が出にくくなります。
- また、毛穴の炎症や色素沈着の原因にもなります。
❌ カミソリでの深剃り・逆剃り
- 肌への摩擦が強く、乾燥や肌荒れのリスクが高まります。
- 繰り返すことで「埋没毛」の原因になることも。
おすすめの自己処理方法は?
✅ 電気シェーバー(フェイス用やボディ用)
- 肌を傷つけにくく、毛を根元から抜かないため安全です。
- VIOなどデリケートな部位には、カミソリで毛流れに沿って優しくそるか、専用の小型シェーバーがおすすめ。
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自己処理のタイミングはいつがいい?
▼ 照射の前日〜当日朝(クリニックの指示に従う)
- 照射当日は毛が出ていない状態がベスト。前日か当日朝に軽く剃っておくのが理想です。
- 毛を長く残してしまうと、レーザーが毛表面に反応して火傷のリスクが上がることも。
▼ 照射後の自己処理は2〜3日あけてから
- 照射後はお肌が敏感になっているため、すぐに剃るのはおススメしません。
- 赤みやヒリつきが落ち着いたのを確認してから、電気シェーバーで優しく処理しましょう。
自己処理を減らすためにできること
- 保湿をしっかりすることで、肌トラブルを減らして安定した効果を出せます。
- 日焼けを避けることで、レーザーの出力も安定しやすく、早く効果が出ます。
- 脱毛回数を重ねると、毛が細く目立ちにくくなるため、自己処理の頻度も自然と減っていきます。
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まとめ:自己処理のポイントは「優しく・根本を残す」
脱毛中は完全にムダ毛ゼロになるまでの“過渡期”。
焦って無理な自己処理をすると、かえって脱毛の進みが遅くなることも。
だからこそ、正しい方法で優しくケアすることが、脱毛効果を最大限に引き出すカギになります。
電気シェーバーと保湿を味方に、脱毛ライフを快適に過ごしましょう♪
次回は「医療脱毛の副作用とその対処法 やけど・毛嚢炎・赤みが出たらどうする?」というテーマでお届け予定です。
ご質問があれば、コメント・DMでもお気軽にどうぞ!
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