医療脱毛の「熱破壊式」と「蓄熱式」ってどう違うの?~美容看護師がやさしく解説します~

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こんにちは、美容看護師のもりーです。

最近、患者さまからよく聞かれるのが「医療脱毛って種類があるんですか?」「熱破壊式と蓄熱式って何が違うんですか?」というご質問。確かに、医療脱毛はただ“毛をなくす”だけでなく、お肌の状態や痛みの感じ方、脱毛のスピードなどにも影響があるんです。

今回は、私たち美容看護師の視点から「熱破壊式」と「蓄熱式」それぞれの特徴を、わかりやすくご説明しますね。


熱破壊式は、毛根に一気に高温のレーザーを当てて、毛を生成する毛母細胞を破壊させる方法です。

特徴:

  • 太くて濃い毛に効果的
  • 1回の照射で毛の抜け落ちなどの脱毛効果をしっかり実感しやすい
  • 痛みはやや強め(輪ゴムではじかれるような痛み)
  • 日焼け肌や色調の暗い肌には照射できないことも(レーザーの種類によって対応可能)

代表的な機種: エリート、ジェントルレーズ、ライトシェアデュエット など

「毛がしっかりしている部位(ワキ、VIOなど)」には、熱破壊式がしっかり効果実感できることが多いです。


蓄熱式は、弱めの熱をじんわりと広範囲に当てて、毛を育てる“バルジ領域”をじっくり破壊する方式です。

特徴:

  • 痛みが少ない(温かさを感じる程度)
  • 肌への負担が少なく、敏感肌の方も◎
  • 細い毛やうぶ毛にも効果が期待できる
  • 効果を実感するまでにやや時間がかかる

代表的な機種: メディオスター、ソプラノアイスプラチナム など

肌が敏感な方や、痛みに弱いという方には、蓄熱式がとても人気です。


毛の成長には「毛周期」が存在するので、どちらのほうが回数が少なく済むか、というのは完全に個人差になるためわからないのです。

そんな中でも前述した違いを踏まえ実際に施術をしている看護師だからこそ、患者さま一人ひとりに合った選択を大切にしています。

クリニック選びに関しては、希望の脱毛機があること、相場から逸脱していないことや肌トラブルが起きた際のアフターケアの充実度を確認するのが◎


方式熱破壊式蓄熱式
効果実感早いやや時間がかかる
痛み強め弱め
太い毛
うぶ毛
肌への優しさ

脱毛は長期的なお肌のケアの一環です。自分に合った方法を知ることで、安心して通うことができますよ。

美容医療は「信頼」と「相性」が大切です。気になることがあれば、いつでもご相談くださいね。

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